「第2回スマート・エイジング学際研究重点拠点シンポジウム」が開催されました

平成29年3月10日(金)、スマート・エイジング学際研究重点拠点の第2回シンポジウムが加齢医学研究所国際会議室にて開催されました。

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拠点のこれまでの取り組みと今後の展開について5件の講演がありました。

予防予測医学研究部門
 「認知症リスクの社会的決定要因」 相田 潤 (大学院歯学研究科国際歯科保健学分野)
加齢経済社会学研究部門
 「高齢化と医療・介護の社会的費用について」 林 承煥 (大学院経済学研究科高齢経済社会研究センター)
人間福祉工学研究部門
 「サイバー医療 ―『VR 足こぎ車いす』から「魔法の鏡」まで―」 吉澤 誠 (人間福祉工学研究部門長サイバーサイエンスセンター先端情報技術研究部)
生体防御システム研究部門
 「酸化ストレス応答機構 KEAP1-NRF2 制御系による細胞増殖・分化制御と細胞老化」 村上昌平 (加齢医学研究所遺伝子発現制御分野)
認知脳機能研究部門
 「生活介入による認知機能・精神的健康の向上のためのグローバル・アプローチ」 野内類 (学際科学フロンティア研究所)

人文科学・社会科学からのアプローチも多く,この拠点が,学術研究のみならず新しい社会システムの構築を目指す意欲的な集団であることを印象づけるシンポジウムでした。なお、本機構は4月より「スマート・エイジング学際重点研究センター」に改組されることになっています。