東北大学加齢医学研究所、新型コロナウイルス感染症対策に関する共同利用・共同研究の緊急公募
【公募のポイント】
・新型コロナウイルス感染症に対する診断法、治療薬、ワクチンの開発が急務である。
・高齢者と基礎疾患の保有者での重症化、軽症からの重症化の解明が急がれる。
・心理学など幅広い視点からの患者ケアも必要である。
・新型コロナウイルス感染症に対する研究の必要性と緊急性を踏まえ、東北大学加齢医学研究所では、研究所内の設備・資源を利用し、
生命科学や社会医学など幅広い視点からの共同研究を緊急に募集する。
【概要】
昨今の新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に対して、我が国の英知を集結し、オールジャパン体制で研究を加速する必要性が今までになく高まっています。迅速な診断方法、治療薬の開発、ワクチンの開発、新たな抗体検査法の確立はもとより、高齢者や基礎疾患を有する場合など、肺炎の重症化のリスク要因の解明や、軽症から一転して重症化するタイミングを予測するための指標の確立が急がれます。また、このような感染症拡大時における医療体制のあり方や経済活動の制限とその保障のあり方などについても多くの議論が必要です。さらに、感染拡大を抑制するための効果的な施策のためには、外出自粛の要請に対する人々の行動を規定する心理要因の理解が必要です。
今回、東北大学加齢医学研究所では、新型コロナウイルス感染症の克服に向けての基礎研究や応用研究を加速するために、生物学、医学、疫学、心理学、脳科学など幅広い領域に渡る共同研究を緊急に募集します。
詳細は、加齢医学研究所のホームページに掲載しています公募要項をご覧ください
【詳細URL】
http://www.idac.tohoku.ac.jp/site_ja/joint-program_covid-19
【問い合わせ先】
東北大学加齢医学研究所
研究推進係
担当 滝沢
電話 022-717-8445
E-mail: ida-sen*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)