◇令和5年2月17日(金)加齢研研究員会セミナーのご案内
日時: | 令和5年2月17日(金)午後4時〜午後5時 |
場所: | 加齢研実験研究棟7階セミナー室1 |
演題: | 抗がん剤創薬研究の現状と課題 |
講師: | 伊藤 健太郎 |
所属: | 第一三共株式会社 研究開発本部 オンコロジー第二研究所 |
担当: | 家村顕自(所属 分子腫瘍学研究分野・内線:8490) |
要旨: | 近年の目覚ましい研究技術の進歩により、がんに対する理解の幅・深度が驚くべきスピードで拡張している。また、抗PD-1抗体を始めとしたがん免疫療法の台頭により、がんに対する免疫の役割が創薬という形でも証明され、がん領域の治療体系が大きく変化している。講演者は、製薬企業の研究員として主にがん領域の創薬研究に従事し、上述のような激しい変化を目の当たりにしている。今回のセミナーでは、製薬企業での研究開発の概要と抗がん剤の創薬標的探索研究の潮流を講演者の経験を交えながら俯瞰し、今後の抗がん剤創薬研究の課題について議論したい。また、製薬企業の研究員としての仕事について触れることで、キャリア形成を考える上でのヒントとなれば幸いである。 |