◇令和2年1月16日(木)加齢研研究員会セミナーのご案内 |
日時: |
令和2年1月16日(木)午後4時〜 |
場所: |
加齢医学研究所 スマート・エイジング棟セミナー室2階 |
演題: |
身体的な自己意識の根源について |
講師: |
ロレンツォ ピア |
所属: |
トリノ大学心理学科 (イタリア) |
担当: |
ダリラ ブリン(所属 スマートエイジング学際重点研究センター・ 内線8585) |
要旨: |
人間の自己認識は、体が私たちに属しているという感覚(身体所有権)と、私たちがその動きを意図し、制御しているという感覚(主体性)を基づいています。これらの2つの神経認知メカニズムがどのように相互作用し、そしてメカニズムを共有するかどうかはまだ明らかになっていません。行動、生理学(e.g.,EEG、TMS)、IVRの手段により、この問題を取り組みします。まずはこの2つの感覚の間、可能的な相関関係を検討します。そうして、身体所有権はどうやって主体性に影響を与えるかを検討します。次は反対の作用に関するデータを示します(主体性はどうやって身体所有権に影響を与えるか)。最後に、身体所有権と主体性の一貫性と統一性を説明できるユニークなフレームを検討します。
|